トロントでワーホリ中のarcherです。
ワーキングホリデーでトロントに行くことになりましたが、渡航2週間前になっても仕事も家も決まっていませんでした。
そこで、仕事探しの幅を広げるためにトロントのあるオンタリオ州でサーバーとして働くために必要な資格「スマートサーブ」を日本にいるうちに取得しました。
ネットにある情報は古いものも結構あったので、今回は2022年12月現在のオンラインでの取得方法と勉強方法を紹介します。
僕は2日間勉強し一発合格で取得することができました!
スマートサーブとは
スマートサーブ(Smart Serve)とは、カナダのオンタリオ州でお酒を取り扱う仕事に就く人が持っていないといけない資格です。
お酒を提供するレストランのサーバーや、ナイトクラブやバーのバーテンダーが該当します。キッチンやディッシュウォッシャーには必要ありません。
テストは日本語に対応していないので基本的に英語で受けることになります。
有効期限は発行日から5年で検定料は$44.95(約5000円)です。
検定料にはオンライン学習教材と2回分のテストが含まれています。更新の検定料は$29.95です。
登録をした日から30日以内に合格しないと再購入する必要があります。
現在Smart Serveの証明書はオンライン発行のみになっている為、カナダ国内に住所がある必要はありません。
勉強方法
僕が実際に一発合格するために行った勉強方法を紹介します。
1. 公式ページのThings You Must Knowを読んで理解する
Smart Serveの公式サイトには、法律やSmart Serveの基本的な情報が載っているThings Must You Knowというページがあります。
https://smartserve.ca/things-you-must-know/
僕はこのページを全て読んで理解しました。
全て英語なのですがGoogleの自動翻訳機能を付ければ簡単に日本語訳を確認することができます。(後述)
2. オンライン教材で勉強する
ある程度準備ができたら、Smart Serveの公式ページからアカウント登録と支払いをします。
https://smartserve-ams.vocalmeet.com/smartserve-register/
”Individual Account" から作成してください。
コースを購入するとこのような画面に辿り着きます。
章が15個くらいに分けられているので順番に進めていきます。
Smart Serveにはe-learning教材のようなものが料金に含まれています。これがかなり優秀で進めるだけでかなり知識がつきます。
教材は文章を読んだり、ビデオを見たり、クイズに答えたりします。
ネットで見た情報とは異なっていた部分がいくつかあったので紹介します。
変更点
- 各モジュール(章のような物)の最後の小テストは合格ラインはなくその場で答えを確認する仕様に変わっていました。
- 次のモジュールに進んでもそれ以前のモジュールや小テストの内容を確認することができるようになっていました。
- ノートに一語一句書き写したり、スクリーンショットを撮ったりする必要はないように感じました。
Smart Serveの教材を購入すると30ページ程のまとめPDFを見ることができます。
全ての情報が網羅されているので確認に使用してみてください。
3. 英単語を勉強する
Smart Serveを取得する上で結構大変なのが英単語です。普段絶対使わない単語や硬い表現の単語がバンバン出てきます。
intoxicated 酔っている
ungerage 未成年
witness 目撃者
などの単語が出てきます。
勉強中にわからない単語が出てきた時はすぐに単語帳に入れました。単語帳は合計で100個ほどになりました。
移動中などでこれらの英単語を勉強しました。
単語帳はこちらのアプリを使いました。無料で利用でき、覚えていない単語のみで学習できるのでおすすめです。
4. オンラインクイズに挑戦
以下のサイトでSmart Serve学習者向けの非公式のオンラインクイズを受けることができます。
自分の実力を図る為にぜひ活用してみてください!
補足
筆者の英語レベルは約3年前に留学等無しでTOEICで855点を取ったことがある程度です。
英語の基礎はあると思いますが、会話力は無く、難しい専門的な英単語は苦手です。
Smart Serve取得のためにはThings You Must Knowを3時間ほどで学習し、オンライン教材を5時間×2日勉強しました。
本番の試験
オンライン教材を全て修了し、ある程度勉強したらいよいよ試験です!
自分がどのくらい理解しているのかわからない状態でしたがとりあえず受けてみました。テストは24時間受けることができます。
テストの流れは次の4つです。
1. 顔写真、IDの撮影
ウェブカメラを使って撮影するだけなのであっさり終わります。
IDはパスポートを使用しました。
2. テスト
時間は無制限です。テスト中はウェブカメラが常にオンになっていて自分の顔が画面に小さく写っている状態です。
テストの解答は次の問題に進むと変えられないので注意してください。
テスト問題なので一応塗りつぶしています。
3. 採点を確認
最終問題の回答を提出して採点結果をその場で確認します。
80%以上で合格です。
84%で結構ギリギリでした、、、引っかけ問題にまんまと引っかかっていました。
結果を確認する時のみ間違えた問題を確認することができます。
ページを離れると確認できないので、落ちてしまった際は必ず控えておくようにしましょう。
試験管と話したり、部屋の中を撮影することはありません
4. 証明書を受け取る
テスト中の様子などを確認した後に証明書がメールで送られてきます。
僕はテスト終了から1時間以内に受け取りました。
証明書はこのような物がPDFで送られてきます。
郵送しないのになぜカード型なのでしょうか。笑
日本語で試験を受けたい人へ
Google ChromeのGoogle翻訳拡張機能を使用することで日本語でテストを受けることができます。
いつでも簡単に画面全部が日本語になるのでかなり便利です。
実際にThings Must You Knowや教材を理解する時にかなり役立ちました。
公式な方法ではないので責任は取れません、、、
まとめ
- カナダのオンタリオ州でサーバーとして働くにはスマートサーブが必要
- オンライン教材をうまく活用すれば数日で日本にいながら取得できる
- 日本語で受験することも可能
スマートサーブ取得頑張ってください!!