トロントでワーホリ中のarcherです。
渡航する際に日本の携帯番号をどうするかは誰もが悩むポイントです。
今回は安く日本の携帯電話番号を残せる方法を紹介します。
僕は約8年使用してきた携帯番号がなくなってしまうのが嫌だったので残しています!
日本の携帯番号を残す必要性
多くの人はカナダでSIMカードを契約すると思いますがなぜ日本の携帯番号は残した方が良いのでしょうか?
- SMS認証が必要な時が多々ある
さらに最近ではSMS認証を使った2段階認証が当たり前になってきています。
カナダに居てもSMS認証のある日本のサービスを利用したいときは多々あります。
解約してしまうと今まで利用してきたものが使えなくなるので困ります。
- 日本からの連絡が受け取れる
もしかしたら日本から予期せぬ大事な連絡が入るかもしれません。
- 日本に帰った時に自分の番号を使える
携帯番号は解約すると再度同じ番号では契約できません。
解約してしまうと家族、友人、契約しているサービス全てに新しい電話番号を伝えなければいけません。
今回紹介する携帯キャリアはeSIMに対応しているので現地の物理SIMと併用して持つことができます。
携帯番号維持の為のキャリア
楽天モバイル
楽天モバイルの最大の特徴は月2Gまで追加料金なしで海外で利用できることです。
維持費は月額980円(税別)です。
楽天モバイルの料金プランは3GBまでの利用で980円(税別)なので海外でのみ利用する場合はそれ以上高くなることはありません。
ちなみに2Gを超えた分は1GB500円で購入することができます。
カナダの追加パケット料金と比較してもかなり安いです。
楽天モバイルはトロントでは大手キャリアのROGERSの電波を使用している為、自分のメイン回線が使えない時に強力なバックアップとして利用することができるのです。
トロントでは地下鉄で電波が入らなかったり、人混みで電波が弱くなったりするのでサブ回線があると安心です!
また、楽天モバイルを契約していればカナダからアメリカに行く際にわざわざアメリカ用のSIMカードを購入する必要がありません。
さらに日本へ無料で電話を掛けることができます。
ラインなどを使っていない家族に電話をかけるときや日本の企業に電話をかけるときにRakuten Linkを使用すれば通話料がかかりません。
楽天モバイルは180日間 "全く" 利用が無いと強制解約になりますがSMSの受信を一回でもすればこの条件には当てはまりません。
povo 2.0
povo2.0の特徴は基本料が無料という点です。
ただし無料で永遠に電話番号を維持できる訳ではありません。
180日間(約6ヶ月)支払いが全くないと解約通知がきて、放置すると強制解約になってしまいます。
強制退会を避ける為に半年に1回有料トッピングを購入する必要があります。
一番安い「smash.使い放題パック(24時間) 220円」を半年に1回購入すれば1年間440円で番号を維持できます。
Amazonからも申し込むことができます。
povo2.0は海外ローミングには対応していません。海外で着信を受けることもSMSを受けることもできないので2段階認証の為にpovo2.0を契約するのはオススメしません。
こんな人にオススメ
どんな人にそれぞれのキャリアが向いているか考えてみました。
楽天モバイルがオススメの人
- アメリカに行く予定がある人
- 旅行が好きな人
- メインの回線が使えなかった時のバックアップとして使いたい人
- 日本に電話をかける予定がある人
povo2.0がオススメの人
- とにかく安く携帯番号が維持したい人
- 日本の電話番号で2段階認証をする予定のない人
- カナダの大手3キャリアでメインの回線を契約をしていて通信品質に満足している人
まとめ
- 日本の携帯番号は可能であれば残した方が良い
- 日本のサービスの2段階認証を利用したい人は楽天モバイルがオススメ
- 楽天モバイルなら海外でも月2GBまで追加料金なしで利用できる
僕はカナダ滞在中にアメリカに行きたいと考えているのと、2回線持ちの安心感にハマってしまったので楽天モバイルで日本の携帯番号を維持しています。
この記事を参考にして自分にあった携帯キャリアを選んでみてください。
僕が実際に契約したカナダのSIMカードの記事もぜひご覧ください。