こんにちは。archerです。
最近ではスマートロック(鍵の自動化)も徐々に浸透してきました。
革命的なスマートロックですが、マンションに導入しようとすると結局エントランスで鍵が必要になってしまいます。しかし、ちょっと工夫をすることでマンションでも鍵を持たない生活をすることが出来ます。
今回はマンションに住んでいる僕がどのように鍵を持たない生活をしているか紹介します。
スマートロックとは
スマートロックは鍵を自動で開けたり閉めたりしてくれるデバイスのことを指します。
既存の鍵に粘着テープなどを用いて貼り付けるだけなので工事などは不要です。既存の鍵が使えなくなるわけではないので家族の中で特定の人だけ利用することも可能です。
最近では安くて高性能な製品もあり、月額で払うサブスクのようなプランもあります。
スマートロックの主な機能を紹介します。最新のスマートロックであれば以下の機能は標準で備わっています。
スマホで開錠、施錠
専用アプリを使用することで鍵を開けたり閉めたりすることが出来ます。これにより物理的な鍵を持つ必要がなくなります。
オプションでスマートロックをインターネットに接続することで、遠隔で施錠や開錠をすることもできます。
オートロック
家を出る時、帰ってきた時にドアを閉めるだけで自動的に鍵を閉めてくれる機能です。
朝、バタバタしている時などは特にありがたい機能です。
手ぶらで開錠
ある一定の距離を離れてから帰宅した時にドアの前に立つと自動で開錠してくれる機能です。
スマホすら出さずに開錠出来るので、荷物が多い時はとても役に立ちます。
合鍵
合鍵をスマホ上で作成できる機能です。
合鍵を渡したい相手のスマホのアプリに合鍵を送ることよって自分以外の家族や友人、恋人などを家に入れることが出来ます。
オススメスマートロック
僕が使ったことのあるスマートロックを2つ紹介します。
Qurio Lock
1つ目は、Qurioという会社のQurio Lock(型番:Q-SL2)です。
Q-SL2は先ほど紹介した基本的な機能を全て備えている最新のスマートロックです。Amazonの中でも特に人気の高いモデルです。
定価は23000円(税別)ですが、Amazonでは20000円ほどで販売されています。買い切りなので他に諸費用は一切かかりません。
Qurio Lockの購入はこちらから。
Bitlock Lite
2つ目は、ビットキーという会社ののbitlockです。
Bitlockはサブスクの商品です。
最新モデルのbitlock MiniというモデルはQurio Lockと同じ機能が備わっています。
Amazonで1万円ほどで購入することで2年間使用することができます。25ヶ月目以降は月額550円または年額5,980円を支払います。
初期投資が少なく済むのがBitlockの特徴です。また、サブスクなので本体交換や電池交換などのサポートが手厚いといったメリットがあります。
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旧モデルはbitlock LITE2です。こちらは手ぶら解錠非対応、iOS専用モデルです。
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マンションでの導入方法
今あなたが一軒家やエントランスのないアパートに住んでいるのであれば、スマートロックを買って取り付けるだけで鍵なし生活が送れます。
マンションだとエントランスで鍵が必要になるので、スマートロックだけでは鍵なし生活が出来ません。そこでエントランスをスマホで開錠する方法を紹介します。
用意するのは、SwitchBotとSwitchBot hubです。この製品は物理的なボタンを押してくれるロボットとそれをインターネットに繋ぐ製品です。
マンションのエントランスは基本的に部屋番号を押して呼び出した後、部屋の中の開錠ボタンを押せば開くような仕組みになっています。
ということは「開錠ボタン」を遠隔で押す事ができれば、鍵がなくてもエントランスを突破できるという事です。
スマートロックを設置した後からの具体的な手順を説明していきます。
1. SwitchBotをインターホンに貼り付ける
マンションのインターホンには、「通話終話ボタンを押した後に開錠ボタンで開錠するタイプ」と「開錠ボタンのみで開錠する」タイプがあります。
前者の場合、僕のようにSwitchBotを2つ取り付ける必要があります。後者の場合は、開錠ボタンの1つで十分です。
専用アプリから操作することでこの小さな白い箱から爪のようなものが出てきてボタンを押してくれます。
2. SwitchBot hubを設置する
SwitchBotを利用するためにはSwitchBotとスマホをBluetoothで接続する必要があります。
しかし、ほとんどのマンションではエントランスと部屋でBluetooth接続をする事ができません。そこで必要になってくるのがSwitchBotとスマホの仲介の役目をするSwitchBot Hubです。
SwitchBot Hubをインターネットに接続することで、SwitchBotを遠隔で操作できるようになります。
マンションのインターネット環境は必須です。
僕のSwitchBot Hubは雲の形(Plus)をしていますが、充電式の四角いシンプルなタイプ(Mini)もあります。
このSwitchBot Hubは家にある家電を音声やスマホで操作することも出来ます。
3. アプリで設定
SwitchBotのアプリをインストールしてください。
アカウントを作成し、+をタップして各デバイスと接続すれば完了です。
デバイスにはわかりやすいように「解錠」などと名前をつけてください。詳しい設定方法は割愛します。
4. 動作確認
念のため鍵を持ってエントランスをでます。
エントランスで自分の部屋番号を押して、呼出ボタンを押します。
アプリを開いて「通話終話」、「開錠」の順にデバイスのマークをタップしてください(開錠のみで済む人は「開錠」のみ)。エントランスが開くはずです。
以上の手順でマンションでも鍵を持たない生活をする事ができます。
家のインターホンや選ぶハブの種類によりますが1万円ほどで導入する事ができます。
今回紹介したSwitchBotのデバイスは以下のリンクから購入できます。
- SwitchBot
- SwitchBot Hub Mini
- SwitchBot Hub Plus
感想
最後にマンションでの鍵なし生活を1年以上してきた僕が感じた事を書きます。
一番良かった点は身軽になる事です。どこへ行くにも鍵を持ち歩く必要が無くなります。
また、身の回りの貴重品が1つ減るので精神的に楽になります。鍵をなくす事がないのはストレスフリーです。
一方でこの合わせ技ではデメリットもあります。
それはエントランスで時間がかかる事です。
ボタンを押してスマホを操作してという流れなので鍵をくるっと回したりカードをかざす動作に比べると時間がかかります。エントランスでもたつきたくない人には向いていないかもしれません。
そして一番の弱点がスマホの充電が切れた時とデバイスが故障または電池切れになった時です。
何も対策をしていないと本当に詰みます。。。
僕はこのような時に備えて宅配ポストの中に鍵の入る南京錠を設置して備えています。
まとめ
今回はスマートロックの紹介とマンションでスマートロックを使用する方法を紹介しました。
難易度は高めなのでどうしてもマンションで鍵なし生活がしたい人は挑戦してみてください。
マンションではない人は絶対にスマートロックに変えた方が良いです。きっと人生が豊かになります。
機種は買い切りが良いならQurio Lock、初期投資を抑えたければBitlockがオススメです。
Switchbotを用いたスマホでの家電操作の記事はこちらから。