こんにちは。高校生バックパッカーです。
9月5日に無事自宅に帰ることができました。
この一ヶ月間とても色々なことがありました。毎日が刺激的で日本に帰りたいとは一度も思いませんでした。結論から言うと行ってよかったです。
このブログはいつか海外を一周してみたいと思っている人の参考になればと思い書いています。
期間について
まずは期間についてです。僕が一ヶ月という期間を選んだ理由は単に区切りが良かったからです。
2017年8月6日から9月5日まで行ってきました。開始日は航空券の値段がが安かったのでの8月6日にしました。
ルートについて
一周するのに大切なのがルートです。
僕はマレーシア→タイ→カンボジア→ベトナム→ラオス→タイ→沖縄のルートを計画していましたが、途中で予定を変更して、
マレーシア(6日)→タイ(3日)→ラオス(4日)→ベトナム(10日)→タイ(5日)→沖縄(2日)
というルートを周りました。
カンボジアは行きたかったのですがビザ代、アンコールワット入場料が高いのとその時の気分で行きませんでした。
誰にも縛られることなく好きな場所に行けることが一人一周の旅の醍醐味だと思います。
これが僕のルートです。
- 青線が飛行機
- 赤線が寝台バス
- 緑線は昼行バス
- 黒線が寝台列車
- オレンジ線が普通の列車
です。ラオスからハノイにいくバスが地獄すぎてベトナムから先の移動はほとんど飛行機になっています。笑
お金について
僕がこの旅で使った合計金額は.................
109476円です!!!!!!!
もちろんこの中には航空券、移動費、お土産代全て入っています。(日本での準備費用は入れてません)当初は10万円で行こうと思っていたので少しオーバーしてしまいましたが上出来だと思います。自分を褒めてあげたいです。
内訳は以下の通りです。
航空券
- 関西→クアラルンプール 8720円(サプライス経由Air Asia)
- ハノイ→ホーチミン 5278円(Vietjet Air)
- ホーチミン→バンコク 4445円(Nok Air)
- バンコク→沖縄 8115円(Peach)
- 沖縄→中部 3810円(Skymark)
合計 30368円
旅行の費用はここで決まると行ってもいいぐらい飛行機の値段は大事です。早く取れば早く取るだけ安いと思われがちですが各航空会社のセールを駆使するのが一番安く上がると思います。
①④⑤の航空券については日本で約2週間前に取って行きました。優先順位は安さなので日程、空港、航空会社は特に重要視せずに取りました。
①についてはサプライスという航空券の予約代理会社が3000円のクーポンを配布していたのでそれを使用してAir Asiaの正規の価格より安くすることができました。
④は友達とタイから帰る予定だったのでPeachの「二人で行きタイ!」とかいうセールで安くすることができました。
⑤は普通に早割です。他の4つの航空券はLCCなので座席指定、荷物預けが有料ですがスカイマークはそれがタダなのでコスパは最強です。いや、沖縄3800円は正直おかしいです。笑
②③の航空券は現地でスマホで取得しました。
支払いは日本でチャージしていったプリペイドカードで行い、予約全般はアプリで行いました。最初は戸惑いますが慣れてしまえば簡単です。ちょっとした勇気で航空券がぐっと安くなります。
交通費(東南アジア)
約16200円
ここにタクシー、自転車レンタル代金、バス、電車、地下鉄が含まれています。なるべく安い方法を選んだのでこれ以上削るのは厳しそうです。でも無駄なタクシー移動はあった気がします。
交通費(日本国内)
4510円
自分の住んでいる中部地方から関空に行く時は青春18切符を使用しました。
食費(嗜好品含む)
約25790円 平均一食あたり約285円
コーラを飲んだりスタバを飲んだりお菓子を食べたりといったものもこれに含まれています。
朝ごはんは基本抜いてホテルが無料で提供していれば食べる、昼ごはん夜ご飯は屋台を中心に食べると行った生活をしていました。
特にお腹を壊すこともなかったので良かったです。平均は食事の回数90回と仮定して割ったものです。
宿泊費
約10000円(全20泊) 平均一泊あたり約500円
宿泊はしなくていいならしないというスタンスを貫きました。30泊中20泊で済んだので10泊分の宿泊費が浮きました。
宿泊費を浮かせるコツは飛行機やバスをわざと夜に取ったり、寝台列車を利用したりすることです。空港は基本的に寝やすいので是非空港で寝てみてください。
東南アジアにいると1日2日は風呂にはいれなくたって平気になってきます。予約は基本的にbooking.comで行いました。
洗濯(コインランドリーなど)
約1020円 平均一回あたり約170円
最初の一回は手洗いをしていたのですが自分の腕脱水では次の日の朝に乾かないことがわかったのと単にめんどくさかったので途中からはホテルに任せっぱでした。
ここは削れるポイントです。思ったよりコインランドリーはありました。
有料トイレ
約120円 平均一回あた約15円
一回あたりは安いですが小銭を出すのがめんどくさいです。マレーシアは有料トイレがたくさんありました。
観光費
約12500円
タワーの入場料などにはお金を使わないようにし、友達と遊園地に行った時の入場料や有名な寺院などの入場料に使いました。
SIMカード(通信費)
約2660円
このご時世スマホは必須です。バックパッカーにも必須です。
旅にはネットがない方が面白いという意見もありますがネットがあった方が賢い旅ができます。ネットありでも十分面白い旅ができました。
この料金で20GBは使えました。めちゃくちゃ安いです。
僕は自分のスマホ(Galaxy S7 edge)がSIMフリーにしてあったので全ての国でインターネットを快適に使うことができました。
SNS、ネットを使うだけであれば日本となんら変わらずに使用することができたので東南アジアの発展も肌で感じることができました。
水
約930円
これは必ず要ります。僕は中国で水道水であたったことがあるので歯を磨く時もミネラルウォーターを使ってました。
500mlのペットボトルだと20円〜30円で買うことができます。
雑費
約2460円
ティッシュ、無くした南京錠、屋台のゲーム代金などがこれに含まれています。
電話代(Line Out)
480円
家族と連絡を取るためにLINEでチャージして行きました。
お土産代
約4010円
基本的にお土産を買うということは頭に置いていませんでした。
タイ最終日に一気にマックスバリューで買いました。もちろん沖縄のお土産ちんすこうも買いました。荷物が少ないことが必須なのでお土産は最後にまとめて買うのが良いです。
日本円で支払ったものについては正確な値段で、東南アジアで外貨で購入したものについては約をつけて大雑把な値段になっています。また、パスポート取得にかかった費用や旅行鞄などは入っていません。1日の生活費の平均(観光費、ホテル、移動費、食費)はだいたい2300円でした。
保険について
母親がUCSカード会員だったためそれに付帯させることのできる「旅とくプラス」という保険に加入しました。これは本人(母)とその家族が海外に行った時に保険がきく仕組みです。
年会費が1080円です。これで死亡1000万円、携行品10万円の保険がつくのでそこまで危ない都市に行かない人はこのような保険でも良いかもしれません。
ちなみに普通に保険会社で契約しようとするとネット申し込みで一ヶ月7000円というものがありました。
防犯、治安について
この旅の間自分の持ち物が取られないようにずーーーっと気を張っていました。笑
おかげさまで何も取られずに、そして何も忘れて来ずに済みました。
自分がやっていたことはカバンには必ず南京錠をかけてそれをワイヤーロックでどこかにくくりつけるということです。そして小さなサブバックは常に自分の腹のあたりにあるようにしてありました。
東南アジアは親日の人が多いですがそのぶん日本人をターゲットにした詐欺をする人もたくさんいます。日本語が話せる人もたくさんいるのですが基本的に話しかけてくる人は悪い人なのでガン無視が良いでしょう。
僕は旅の途中でカフェで睡眠薬を飲まされてクレジットカードで60万円使われた人に出会って話を聞くことができました。睡眠薬詐欺はどうしようもないのですがレストランに一人で行く時などは気をつけるようにしました。
旅で出会った日本人に色々な話を聞くことはとても大切なことです。自分は幸い特に危ない目に合わずに帰ってくることが出来ました。
持ち物について
この35Lの小さなバックパックで行きましたが容量で言えばぴったりでした。行き先が夏で一ヶ月程度であればでかい鞄を持って行くよりも小さな鞄の方が楽な気がします。
中身で持って行って良かったものは百均で買える空気式のネックピローです。これはかさばらないので重宝しました。
あとは超小型になるウィンドブレーカーです。これはモンベルのを買って行ったのですが雨期だったので雨具にもなるし、エアコンの防寒にもなるのでオススメです。
持って行かなくてよかったと思う物は特にありませんし、逆に持って行かずに後悔した物も無いかもしれません。
最後に
個人的に良かった国はラオスです。首都でも高層ビルがほぼなくてゆったりとしています。何もないのですが何もないのがまた良いと思わせる国でした。今回ルアンパバーンには行けなかったのでぜひいつか行って見たいです。
この旅を通じてたくさん思うことがありました。まずは日本の良さです。日本はトイレが綺麗!これは普通のことですが本当に東南アジアのトイレは汚いです。そして街の綺麗さなどの日本の良さも再認識しました。
「外国の良さを知るために外国に行ったら日本の良さを知った」というような言葉をどこかで見たことがあるのですがまさにその通りでした。ここには書ききれないくらいの日本の良さを見つけることが出来ました。
逆に東南アジアの良さもたくさん見つけることが出来ました。まずは物価の安さ、人々の適当さなどなど日本じゃありえない光景を次から次へと目の当たりにしました。
旅の途中でたくさんの人に出会いました。みんながみんな同じ学生というわけではありません。よく、いましかできないからね!良い経験だね!って言葉をかけてもらえますがこの経験を今しかできないなんてことはないんじゃないかと思いました。今しかできないなんて言わずに自分のやりたいことができる人生を歩みたいと思います。
今回の目標は海外に一ヶ月過ごす、バックパッカーになってみるということだったので生きて帰ってくるだけで大満足です。海外に住んだわけではないけど自分はやっぱり海外が合うということがわかりました。今回の旅で将来自分のやりたいことが少し固まった気がするし、もっと色々な国に行きたいと思う旅でした。
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